資格取得ってコツが分かっていればそんなに難しくないです。中々合格できない人は資格合格までの全体像が掴めていない可能性があります。本記事ではどんな国家資格でも使うことができる合格に導くまでを体系的に示した4ステップメゾットについて解説します!
- 頑張っているのに中々資格に合格できない報われない人
- 資格勉強に時間がかかってしまっており効率良くできているか不安な人
- 何としても資格を取らなければいけない崖っぷちな人
資格取得を”旅”として考えてみる
資格取得は旅と一緒です。ある目的地まで行く旅の考え方と同様に考えみてください。
なぜそのような考え方をするか?それは効率良く資格を取得する為には必ず必要だからです。
資格取得は効率良く勉強できる事が鍵を握ります。その重要さは別記事で書いていますのでぜひ読んでみてください!
旅と同様な考え方をした際にやるべき事を4ステップにまとめる事ができます。
これを私は“資格合格4ステップメゾット”と名付けました!
この考え方で私はなんと合計8つの国家資格を取ることができています。
もちろんこれだけでは絶対に合格できると言い切れませんが、このステップメゾットを実行できればかなりの確率で合格に近づけるのではないでしょうか。
資格勉強中の方もこの考え方が今できているか確認しながら読んでもらえると嬉しいです。
STEP1:目標地点(合格)と現在地(自分の力量)の距離(位置関係)を明確にする
4ステップメゾットの1STEP目は「目標地点(合格)と現在地(自分の力量)の距離(位置関係)を明確にする」事です!
資格勉強に入る前にまずやる事、それは自分の力量だと合格までどれくらいかかりそうか?をざっくり把握しておく事です。
現在地と目標地点を具体的に把握する
まず現在地つまり自分の力量がどれくらいか知る事が大切です。
スタート地点は人それぞれ違います。学歴、専門分野、職種など自分の能力に関係する部分を客観的にみてみましょう。
次に目標地点(合格)がどこかを明確にしましょう。これは皆さん自分で調べて把握していると思います。
当たり前ですが乙4と電験三種では目標地点が全然違います。目標地点をより具体的に設定することが大事といえます。
いきなり過去問を解いてみて距離感を掴む
そして目標地点と現在地から距離(位置関係)を明確にしましょう!例えば現在地を文系学科の大学卒、目標地点を電験三種とします。文系学生は理系科目をほとんど勉強していないので0からのスタートになりそうとイメージする事ができます。
でもこれだけでは距離(位置関係)がぼやけている気がします。
よって位置関係を把握するオススメな方法は一番最初に過去問を解くことです!
過去実際に出題された過去問を初めに解くことで自分の実力を点数として数値化できます。
また過去問を実際に解くことでこれから自分が受ける資格がどんなものかも把握できるメリットがあります。
過去問を解くなら去年の問題がオススメです!理由は最新の出題傾向が分かるということと去年の問題は基本的に出題されない為先に解いても影響ないからです。
よってSTEP1では自分の実力を知り目標地点と現在地の位置関係を明確にしましょう!
- 目標地点(合格)と現在地(自分の力量)の距離(位置関係)を明確にする
- 距離(位置関係)を具体的に把握する方法として初めに過去問を解く方法がある
- 過去問を使うなら去年の問題がオススメ!
STEP2:現在地から目標地点までのルート(勉強方法)と乗り物(参考書)を決める
STEP1でおおよその距離を把握したら次はSTEP2である「現在地から目標地点までのルート(勉強方法)と乗り物(参考書)を決める」事を実行します。
このSTEPは勉強効率に影響してくる重要なSTEPとなります。皆さん目的地まで行く時に新幹線で行くのか車で行くのか交通手段を決めますよね!?
ルートは乗り物によって変わってきますが高速道路を使ったり下道を使ったりと1つのルートでは無いと思います。
それらを資格で当てはめた時に乗り物は参考書、ルートは勉強方法に置き換えることができます。
参考書選びは情報収集と現物確認で慎重に選定
乗り物である参考書の選定ですが、今は様々な種類の参考書が出版されておりそれぞれ特徴が異なります。
今はブログでオススメの参考書の紹介や商品サイトのレビューから情報を取りに行けますので事前にリサーチしてから購入しましょう。
そしてできれば参考書は本屋に行って自分で中身を確認すると良いでしょう。
私は必ず本屋に行って確認してから購入していました。参考書選びが好きだったので勉強の休憩がてらに行っていました。
最短且つ効率の良いルートを模索せよ
参考書まで決めたらルート(勉強方法)を決めましょう!勉強方法については戦略とコツが書かてれいる資格ブログで確認する事が一番良いでしょう。
今は合格者のブログがたくさんある為多くの人の記事を読んで参考にしてみましょう!
また、STEP1で確認した自分の力量から必要ない勉強は外します。ルートは最短で且つ効率が良い事が大事です。
私の場合、電験二種の二次試験はパワエレと論説を捨てております。これも最短且つ効率を考えた私の勉強方法でした。
このSTEPで大事な事は自分に合った乗り物、ルートにするという事です。STEP1で把握した位置関係を参考に自分で考えてみましょう!
- 現在地から目標地点までのルート(勉強方法)と乗り物(参考書)を決める
- 参考書はブログと商品レビューを確認し本屋で現物を見て買う
- 最短且つ効率が良いルート(勉強方法)にする為、ブログや自分の力量を参考にする
STEP3:乗り物(参考書)とルート(勉強方法)から必要な時間を算出し計画を立てる
STEP3は「乗り物(参考書)とルート(勉強方法)から必要な時間を算出し計画を立てる」です!
STEP3ではSTEP2で決めた乗り物とルートから必要時間を算出し、より具体的に計画を立てていきます!
参考書を単元毎に分解し必要勉強時間を算出する
参考書は章・チャプター・節など単元毎に分かれていますよね?まずは選んだ参考書を単元毎に分けて参考書が何単元あるか確認します。
1単元の設定の仕方は30分~1時間でやりきれる量を目安に設定すると計画が立てやすいです。
過去問については年毎に分ければ良いと思います。
単元数と過去問数がどれくらいか算出できたらそれを時間換算してみましょう!そうする事で参考書をやりきるのに必要な勉強時間を算出できます。
単元毎によってかかる勉強時間は異なると思いますが、あまり気にせず単元毎にスケジュールを組むことをオススメします。
その方が計画を立てやすく計画に対して遅れているかどうかの進捗状況が判断しやすいです。
また、参考書は1周だけでなく2~3周する為に必要な勉強時間を算出してください。(2周目以降は1周目の勉強時間より減らしても良い)
平日、休日それぞれの勉強可能時間を算出し計画を立てる
次に一日にできる勉強時間の算出です。
平日は何時間できるか?土日は何時間できるか?一日の過ごし方を書き出し、その中で勉強時間に充てる事ができる時間がどれくらいか?確認してみてください。
あまりカツカツにせず、土日の一部は復習時間や予備時間として確保しておき余裕のある時間設定をオススメします。
そこから1ヶ月にできる勉強時間を算出し、それを必要な勉強時間に割ってください。
そうすると資格合格まで必要な月数が出て、何月から勉強をスタートすれば良いか分かります。
そこをスタートに1日単位もしくは1週間単位の計画を策定してみましょう!
- 乗り物(参考書)とルート(勉強方法)から必要な時間を算出し計画を立てる
- 参考書を単元毎(30分~1時間でやりきれる量)に分解し必要な勉強時間を算出する。
- 平日、休日それぞれの勉強時間を算出し計画を立ててみる
STEP4:前進への意欲を持って計画的に進める
最後のSTEPは「前進への意欲を持って計画的に進める」です。
どんなに良い計画を立てても実行しなれけば意味がありません。このSTEPでは計画的に進めるコツを紹介します!
計画的に勉強ができない原因は何か?私は大きく2つの原因があると思っています。
計画的に勉強ができない原因①:他への誘惑に勝てない
最近はスマホで何でもできてしまうのでより誘惑に勝てない環境が出来上がっています。
スマホ1つの中にYouTubeやゲーム、SNSなど誘惑が詰まっています。
勉強中に気付いたらスマホを触っており実は勉強できていなかった事は私も経験があります。
まずは1日にどれくらい誘惑に負けているかスマホ機能の1つであるスクリーンタイムを確認して各アプリの使用時間を見てみましょう!現実がはっきりします・・・
まずい・・・と思ったらゲームアプリは今すぐ消してください!最近のゲームアプリはイベントを定期的に開催して飽きさせない工夫がされている為注意が必要です。
YouTubeとSNSも極力見ないようにします。どうしても観たい場合は勉強後に観るご褒美にするか、その資格に関係あるものにして勉強に役立てる事も良いと思います。
誰しも誘惑には勝てないものです。誘惑と勝負しない環境を作ることが大切です!
計画的に勉強ができない原因②:モチベーションの維持ができない
難しい資格程長期にわたって勉強が必要な為、モチベーションの維持が大きな課題となります。
誰でもモチベーションの上がり下がりはあります。私もモチベーションが維持できない事がよくありました。
一般的な手法としてあるのは取得後の自分を想像してみる事だと思いますが私の場合あまり効果がありませんでした。
私のモチベーションの維持のコツですが、下がった時は少しだけでも勉強し途絶えさせないようにする事と妻など周りから発破をかけてもらう事です。
仕事で疲れて全然やる気が出ない時ありますよね???そういう時は無理して勉強する必要ありません!しかし最低15分はやりましょう!
15分勉強すると意外と軌道に乗りそのまま勉強できる時がありますし、15分以上できなくても1日少しでもできたという前向きな気持ちで次の日を迎えることができます。
また、私は妻に電験2種取得を宣言して応援してもらっていました。落ちると勉強期間が長引くので妻も必死に発破をかけてくれます。
周りに宣言した以上頑張らないわけにはいきません!自分を追い込んでモチベーションを上げていきました。
勉強に集中できるとモチベーションも上がっていきます。なので私は図書館やカフェなど集中できる環境で勉強するように心掛けていました。
以上の2つの問題に試行錯誤しながら自分の勉強スタイルを確立し都度進捗状況を確認しながら計画的に進めてみてください!
以上がどんな国家資格にも使える”資格合格4ステップメゾット”の説明になります。いかがだったでしょうか?
資格に対して少しイメージが変わったのではないでしょうか?
勉強の進め方は人それぞれの為、誰も教えてくれません。本記事を参考に自分に合ったやり方を見つけることが大切です。
この方法で少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
分からない事があれば遠慮なくお問い合わせください!
ではまた!