電験三種を受けようと思うんだけど・・・・電験三種ってどれくらい難しいの??
電験三種へ挑戦しようとしている人は難易度がどれくらいか気になりますよね!
今回は電験三種の難易度について解説します!
よろしくお願いします!!
- 電験三種を受験したことが無く、受験するかどうか迷っている人
- 電験三種の難易度がいかほどか興味のある人
- 電験三種をこれから受ける文系畑の人
私が取得した資格一覧です。
電験をはじめ数々の資格を取得した私が電験三種の難易度について解説します。
電験三種の資格偏差値はどれくらい??
電験三種って他の国家資格と比較した時にどれくらいの難易度なのかな??
資格の難易度を知る方法は資格の偏差値を掲載しているサイトを参考にすると良いでしょう。
電験三種の偏差値は”58″!! 普通資格の位置付け?!
資格の偏差値を知るには下記サイトがオススメです。
https://shikaku-fan.net/rank.php
民間資格から国家資格まで数多く掲載され偏差値という形で難易度を設定しています。
このサイトで電験三種の偏差値は“58”で難易度は“普通”となっております。
難易度が普通で安心したな~ なんとかなりそうだ!
あくまで相対的な評価なので油断は禁物です!
受験者は分かっていますが電験三種は難しい試験ですよ!
えーーー! 不安になってきたなぁ・・・
実際に合格までに必要な勉強時間や独学での勉強方法は別記事で書いていますので良かったら読んでみてください!
電験三種は私の所有資格の中で2番目に難しい資格でした
難易度をよりイメージする為には自分自身が過去に受験した資格の偏差値がどれくらいか確認すると良いでしょう。
という事で私が取得した資格の難易度をまとめてみました!
資格名 | 資格偏差値 | 難易度 |
電気工事士 第2種 | 44 | 簡単 |
危険物取扱者 乙種4類 | 48 | 簡単 |
消防設備士 甲種(特類以外) | 50 | 普通 |
高圧ガス製造保安責任者 冷凍2種 | 51 | 普通 |
電気工事士 第1種 | 52 | 普通 |
公害防止管理者 大気1種 | 57 | 普通 |
エネルギー管理士 電気 | 57 | 普通 |
電気主任技術者 第3種 | 58 | 普通 |
電気主任技術者 第2種 | 64 | 難関 |
これだけの資格を取るのにかなり苦労しましたが難易度”普通”が多いですね・・・・
偏差値通りになりますが電験三種は私が取得した資格の中では”2番目”に難しい資格でした!
1番難しかったのでやはり電験二種ですね!
合格率や実際に受験した経験から、個人的に電験三種は偏差値”60″の”難関”資格だと思います。
電験はインフラ系の資格の中では最高峰の資格といえますので取得後は一目置かれる存在となれるでしょう!
電験三種が難しいと言われる理由はなぜか?
電験三種に偏差値が分かったところで次は電験三種が難しいと言われる所以を私の経験から解説していきます!
法律から計算問題まで出題範囲が膨大
電験三種の難しさは何といっても“出題範囲の広さ”にあります!
理論・電力・機械・法規という分野の違う4科目を並行して勉強していかなければなりません。
理論の計算問題をたくさん解きながら機械の原理を一生懸命理解し、そして電気の法律を頭に叩き込む・・・これが電験三種です!
どの科目も出題範囲が広く手を抜ける科目は1つもありません。
3年以内に4科目全てを取らないといけない難しさもありますね。
社会人として働きながら4科目の膨大な出題範囲を勉強しなければいけないので、当然長期戦になってしまいモチベーションの維持が大変な資格です。
過去問をやり込んでもなかなか通用しない
そこまで難易度の高くない国家資格については過去問を10年分程解けばある程度似た問題が出るので合格しやすいです。
しかし電験三種は違います。
毎年過去問には無い問題や応用力が問われる問題が出題されて、ただ過去問を解くだけでは合格できないようになっています。
電気の原理を理解する力(理解力)とその理解した知識を応用する力(応用力)が求められるのです。
そして何より本番で実力を発揮する力も大事です。
年に1回しかないので絶対に負けられないという緊張感があり、普段分かる問題も解けなくなることがあります。
但し、今年から電験三種については年1回から年2回なったので合格しやすくなる可能性があります!
詳細は別記事にて書いていますので良かったら読んでみてください!
電験三種の難易度が高い理由
・4科目全て出題範囲が膨大で勉強時間がかなり必要
・過去問だけで通用しない問題も出題されて応用力が問われる
電験三種に必要な数学は高校レベル?!
電験三種って難しい計算が解けないと合格できないのかな??
実はそこまで難しい計算は無くて、電気三種の数学は高校卒業レベルと言われております。
では、その理由を解説していきますね!
電験の合格に数学の知識は必須
電験は基本的に電気に関する事を勉強していきますが、その上である程度の数学レベルが必要になります。
特に電験三種の科目の1つである“理論”では8割が計算問題となっております。
電験三種に出てくる数学の分野は概ね以下になります。
- 数と式、平方根と指数
- 方程式(一次方程式、二次方程式、因数分解)
- 三角関数(余弦定理、加法定理、弧度法)
- ベクトル(極座標表示)
- 複素数
これらを見た時に何となくイメージができれば数学の基礎知識は充分あると言えます。
もう高校卒業したのは随分前だし覚えてないなぁ・・・・
電験三種に必要な数学知識は電験三種数学専用の参考書で効率的に補いましょう!
↓電験三種に必要な数学を勉強するならこの参考書がオススメ!
誰でもわかるシリーズは電子書籍(PDF)なのでタブレットやスマホで見る事ができます!
出先で勉強する時は荷物にならないのでオススメですよ!
数学がある程度分かる人には必要無いかもしれないので
本屋やAmazonで立ち読みして確認しましょう!
文系や高校卒業でも合格は可能
電験三種に必要な数学が高校レベルだとしても、文系畑の方や大学に進学しなかった方は数学以外でも電験に対して不安を持っているのではないでしょうか?
私はずっと理系人間だったので電験に対してそこまで苦手意識はありませんでしたが、誰でも合格のチャンスは大いにあると思っています。
なぜなら電験三種は参考書・通信講座・ブログ・YouTubeなどの学習コンテンツが充実しており、文系の人向けに作れているものがたくさんあるからです!
電験三種は難関資格であると同時に人気資格なのでたくさん攻略されております
最近はYouTubeでも電験三種のチャンネルが増えているので必ず活用しましょう!
オススメの電験三種のチャンネルは別記事にて書いていますので良かったら読んでみてください!
充実した電験三種のコンテンツを上手く活用すれば合格できるんだね!!
これだけ身近に分かりやすいコンテンツがあれば後は継続して努力するだけです!!
合格をつかみ取りましょう!!
以上が電験三種の難易度についての解説になります。
電験三種の難易度について少しでもイメージできたでしょうか??
電験三種は国家資格の中でもやりがいのある資格の1つです。
ぜひ挑戦してみてください!!
電験三種、頑張ろう~